漢、西へ向かう
フフチャ「Otokogi、あなたに試練を授けましょう。」
Otokogi「西ラノシア… 聞いたことの無い場所ですね。
どうやって行くんですか?」
フフチャ「…………」
Otokogi「マスター?」
フフチャ「貴方は、自分がどう生きるかを他人に尋ねるのですか?」
Otokogi「!!!?」
フフチャ「貴方は木の切り方と草の刈り方を学びましたね。
つまりそれは世界への関わり方を学んだということ。
これからどうすればいいか、貴方が一番よく分かっているはずです。」
フフチャ「さあ、行きなさい Otokogi。
世界は園芸、園芸は世界です。」
Otokogi「わかりました、行ってきます!!!」
Otokogi「というわけで出掛けることになったんだけど
冷静に考えると世界は園芸って意味不明だよね。」
ベルテナン「フフチャ様のことを悪く言うと消されるぞ。
あの方は… おっと、なんでもない。」
Otokogi「えっ何それこわい。」
Otokogi「それはさておき、西ラノシアってどうやって行くの?」
ベルテナン「行き方を他人に尋ねるなって言われたんだろ?
地図持ってるんだし適当に歩いてみろよ。」
Otokogi「えー、エレゼン仮面の意地悪!!」
ベルテナン「エレゼン仮面じゃねーよ!!!」
Otokogi「ラノシアは離島なのか。
どこかから船に乗るってわけね。」
Otokogi「よし、ちょっくら西ラノシアに行ってくるよ。」
ベルテナン「フッ、楽しんでこいよ。」
(つづく)