漢、世界を歩く(4)
Otokogi「ここが西ザナラーン。
港町で船に乗ればラノシアか。
もう少し、頑張ろう。」
ホライズン
Otokogi「また遺跡っぽいとこだな。」
警備員「部外者はあっち行ってろ!」
Otokogi「うぇーい。」
Otokoti「あれは… もしかして…」
Otokogi「よっしゃああああ!!!
港に着いたああああああああ!!!!」
Otokogi「いやー、長かったー!!
あとはここから船に乗っていくだけだな。」
Otokogi「すいません、大人1枚お願いします!!」
ヌヌリ「えっと… しばらく出航の予定はありませんけど…」
Otokogi「またまたー、冗談ですよね?」
ヌヌリ「マジです。」
Otokogi「マジで?」
ヌヌリ「マジです。」
Otokogi「一体何のためにここまで…
てか、先進めないんじゃクエストクリアできないじゃん!!」
ヌヌリ「メインクエストを進めればいいのでは…?」
Otokogi「えっ?」
ヌヌリ「あなた、見たところド素人ですよね。
普通はメインクエスト進めてからここに来るんですよ?」
Otokogi「ええーっ、冒険者なんだから自由に旅したっていいじゃん!!」
ヌヌリ「大人の事情があるんですよ…
許可なく国家間を移動できたら悪いことする人いるでしょ?」
Otokogi「う、それはたしかに…」
Otokogi「うーん、まだちょっとモヤモヤするけど
ここまでの旅は楽しかったし、それで良しとするか。
また別の目標作って頑張ろう。」
(つづく)